渋谷防災キャンプ2015

SHIBUYA防災キャンプ2015

 

11/14参加してきました。

 

NPO団体 SHIBUYA大学のプログラムで、年に一回代々木公園でキャンプをし、

 

首都直下型地震が起きた想定の中で、自分がどのようにあるべきか?

 

を体感しながら学ぶ、ストイックでエンターテイメントなイベントです。

 

他の参加者とともにテントを張り、自衛隊のミッショントレーナーから講義を受けて、

 

夜と早朝、フィールドワークを交えながら普段では想定していてもできない体験を身近に

 

味わえるということで即決で申し込みました。

 

「災害が起きたら?」を自らに問いながら、マジメに楽しく参加です。

当日は予想外?ある種災害想定という意味ではラッキーと言ってもいい、


雨です。


雨の中野外で夜を過ごすって、普段の生活では実は考えられないんです。


この日は15時のタイミングで、すでに寒い。肌着をきて、インナーを着て、パーカーを着て、


その上からダウンを着ている自分がいて、なお寒い。


今日この場で泊まるこの状況になって初めて、「夜、この雨の中、寝れるのか?」とリアルに感じることができる。


温かい炬燵の中に入りながらでは、到底考えられないのです。


この体験するものとしないものの、温度差。


言葉にするとすべて同じ言葉になってしまうものを、なんとか表現することはとても大切な気がします。


17時から、フィールドワークが始まります。


ミッショントレーナーの 浅野 竜一さんがリアルなトークを交えて、


実際に首都直下型地震が起こったときに何をまず考えればいいのか、


多くの人はどんな行動をするのか、今の自分なら一体どうなってしまうか、


そういったことを雨がやまない寒さの中イメージさせながら説明してくださいます。


「まずは自分が助かること」その先にしか「助けること」は存在しない。


こんな言葉も、炬燵の中で、お菓子を食べながら聞いていては何も自分の身には入ってきません。


客観的にそれを感じることができただけでも大きな体験です。

雨が降りしきるテントの中で、神様のような存在の「火」


これ、自分でおこせるのか?


燃料や、着火剤、ライターも持っていない災害時だったらどうするの?


こんなことも、レジャーとしてのキャンプ場では考えません。


同じものを見るでも「視点」が違えば考えられることが大きく変わってきます。


フィールドワークが終わり、同じテントの仲間で交代に見張りを立てて、就寝。


26時から1時間は見張りだったため、一旦テントで寝ようとしたけど、


シュラフも持っていなければ、地面からの冷えを防ぐための布一枚すら持ってきていない自分。


雨の影響もあって、足元、背中、至る所から急激に冷えが。


寝ていられない。


結局、26時からは朝まで、テントの火にあたり過ごすことに。


これ、もし一日だけでなくて1週間続いたら、「寝ずにいよう」なんて安易な選択ができただろうか?


一週間寝ずに過ごすなんて無理。


体温と体力を保持することが、こんなに大切だったとは。

朝5時からさらにフィールドワークを行い、


体の疲れがたまっているころ、口数もそこそこ減ってきます。


キャンプも終盤になったころ、豚汁の炊きだし。


染みわたる温かさに、「温かいってやっぱ普通じゃないよね。」


何もしていないのに温かい味噌汁が出てくるなんて、僕らはなんて幸せなんだ。


僕たちが生活しているこの世界は、


僕たちが何をするでもなく、周りの誰かの頑張りでいかにも自然な顔をして、


成り立っている。


仕事がどうだ、人間関係がどうだ、色々ある。


でも、温かい布団で寝られて、おいしいお米が食べられるなら、それだけで幸せ。


辛いときは、「生きているし、帰る家がある」この喜びを思い出そう。


そんな風に感じることができた、一日二日の渋谷キャンプでした。


機会を与えてくださった方々、本当にありがとうございます。


SAKE_SHIN