純米酒とは

純米酒の条件


原料:米、米麹、水のみ

麹米の割合:白米に対する15%以上

白米の等級:3等以上の格付けされたもの

精米歩合:規定なし


今回は特定名称酒の中の「純米酒」について詳しくご説明していきます。

 

その名の通り「純粋な米の酒」と書く純米酒は、

 

原料は米と米麹と水のみで作られています。

 

しかし、これだけでは純米酒を名乗ることはできません。


前提として、麹米割合が15%以上、香味・色味が良好など、

 

詳しくは特定名称酒を名乗るための基本の条件は特定名称酒とは?

 

 というところにも記載しているのでご確認ください。

精米歩合の規定がない純米酒

純米酒は、8つの特定名称酒の中でもたった一つだけ精米歩合の規定が存在しません。


もともとは精米歩合70%以下というルールだったのです。


この理由は、技術の進化によって精米歩合70%以上のお米を使った日本酒のクオリティが


向上したからと言われています。


最近では、お米の味わいをガッツリ感じるために、


敢えて精米歩合を高くし特徴を出している商品もあります。


かつてはできなかった微細な管理と酒質をコントロールする技術で、


さらにバリエーション豊富な日本酒が生まれて、楽しみ方が増えますね。


精米歩合40%でも純米酒

お伝えした通り、純米酒に精米歩合の規定は存在しません。


一般的なイメージでは、精米歩合を高くする(米をたくさん削る)と、


高級なイメージのお酒になり、大吟醸などを想像する方も多いかもしれません。


もしくは、純米といえば精米歩合60%くらいでお米味わいがしっかり感じるのが純米酒


という風にイメージを持たれている方も多いでしょう。


しかし、規定上は精米歩合40%でも先に示した規定をクリアするものは純米酒なのです。


現実的なところで言うと、精米歩合55%純米吟醸で表記できるものでも、


敢えて純米と示して販売する蔵元もあるのです。


そこは蔵元の酒へのこだわりであり、販売戦略でもあります。




要は何が言いたいかというと、純米酒の守備範囲は非常に広くなるということです。


こう考えると、決して「純米」という言葉に惑わされない懐の広さを感じます。


深くコクのある「純米」。スッとキレイに通り抜けていく「純米」。


多様な表情を持つ、純米酒。


その魅力はきっと皆さまの日本酒ライフを豊かにするはずです。



おいしい純米で 心地よい生活を


SAKE_SHIN