特定名称酒とは

今回は「特定名称酒」のご説明です。


日本酒には、たくさんの種類があって、お酒それぞれによって個性が違います。


日本には2014年時点で1600以上の蔵元があり、


一つのメーカーからでも10~20種類以上のお酒が販売されているものです。


そんなたくさんの中から、自分の好きな日本酒を選びたいときはまずここを理解しておきましょう。

日本酒の分類はたった2つ

まず、清酒はたった2つに分けられるいことをご存じでしょうか?


それは「普通酒」と「特定名称酒」です。


たったこれだけです。


ん?純米酒とか大吟醸、本醸造とかは?


そう、たくさんの専門用語がありますが、実は店頭で良く見るこれらは全て


「特定名称酒」の中のうちの一つなのです。


ですので、清酒を大別すると「普通酒」か「特定名称酒」のみであり、


この割合は7:3です。


特定名称酒はたった3割なんですね。


ちなみに普通酒というのは、「特定名称酒の規定から外れた全ての清酒」のことですよ。


特定名称酒は全部で8つ

さて、肝心の特定名称酒ですが、全部で8種類に分かれます。

 

●純米酒

●特別純米酒

●純米吟醸酒

●吟醸酒

●大吟醸酒

●純米大吟醸酒

●本醸造酒

●特別本醸造酒

の8つ。

 

8つそれぞれの種類には、お米の削り具合や、使用している原料が違います。

 

酒類業組合法という法律で決められている、それぞれの基準をクリアした清酒が、

 

この「特定名称酒」を名乗れるわけです。

 

また、素材が違うということは味や香りにも影響が出やすくなりますので、

 

結果的には「大吟醸=華やかな香りが特徴のお酒が多い。」のように、

 

みなさん共通のイメージが自然にできあがるのがわかりますよね。

 

特定名称酒の基本条件

特定名称酒の種類は8つあることをお伝えしましたが、そもそも大前提となる条件があります。

それは、

 

①麹米の使用割合が15%以上であること

(白米の重量に対する麹米の重量の割合)

②農産物検査において3級以上の玄米、白米を使用する

③アルコール添加する時の量は白米重量の10%以下

です。

④色味、香味が良好であること

 

これは全ての特定名称酒にあてはまります。

 

あとは、細かく、各特定名称によって規定があるので別で紹介しますね。

 

自分の好みを探す指標に

大切なことは、「日本酒の個性によって、名前がついている」ということ。


決して大吟醸はいいお酒、普通酒はよくないお酒のように、上下関係ではないのです。


もちろん、原料や製法が違いますので、価格にはバラツキは出ますが。


日本酒は嗜好品ですから、そもそも自分の好みに合ったものを選ぶものです。


だからこそ、特定名称酒という分類を覚えておくと、


自分の価値観やライフスタイルに沿って選びやすくなります。


この8つの特定名称酒のそれぞれについては、別ページで詳細を説明していきますね。



おいしい日本酒で 心地よい生活を


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