そばに日本酒が合うワケ

「そばと日本酒は合う」。

 

それは日本酒好きには、ある意味定説です。

 

おいしいお蕎麦屋さんには、日本酒のラインナップが豊富なところも多いし、

 

コース料理の最後の〆にはうどんじゃなく、蕎麦が用意されているところも多いですね。

 

なんでこんなに蕎麦と日本酒の相性が良いと言われるんでしょう?

 

うどんや冷麦、そうめん、ラーメンにパスタと、

 

麺類はこんな沢山あるのになぜ蕎麦なのか?

 

ということで仮説を立ててみました。

 

そばの香りがいい?うどんやパスタは味が淡泊?

めんつゆと日本酒が合う?薬味と日本酒の相性が良い?

 

などなど、

なんとなくみなさんイメージで、感じるところもあるはず。

 

そこで色々調べてみましたよ。

そばはアミノ酸スコアが優秀

まず、考えるべきことはそばの成分です。


いつもお話していている通り、


相性が良い=成分的な「同調」というところに理由がありそうです。


日本酒の旨み成分というとアミノ酸ですよね。


ちなみにうどんとそばのアミノ酸スコアを調べてみると、そばはとってもスコアが高い!


生のうどんとそばを比較すると、


そばはうどんに比べて、旨み成分と言われている

アスパラギン酸が約2.1倍、グルタミン酸は約1.3倍もあるそうです。

(そばの原材料配合割合:小麦粉65、そば粉35)

※食品可食部100 g当たりのアミノ酸成分表 「日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010」より


なるほど納得。


だからうどんよりは酒の肴になりえるわけだ。


そば+塩+薬味+日本酒が最強?

次に考えるのは、


そばを食べるときに何をつけるか?(要は、そばと一緒に食べるサブアイテム)です。


当たり前ですが、そばには「そばつゆ」ですよね。


これは、もちろん相性が良いです。なぜかというと、


そばつゆに使う出汁には昆布のグルタミン酸や、


カツオ節のイノシン酸が含まれていること。


実はこれはもう完璧な組み合わせなんですけど、


単純にそれに日本酒を絡めると、そば+そばつゆ+日本酒になります。


組み合わせ的にはもちろんOKなんですが、そばつゆは味が濃いめなので、


分量が多くなると、日本酒の味が負けてしまう可能性もある。


そこで、私なりに考えますと・・・あッ!塩だ(笑)


そばつゆの中の塩分と出汁の旨み成分。


それって、塩+日本酒でも表現できるのでは?


そう、日本酒に無い成分は塩味。


そこを塩で補いながら、旨みのある穀物のそばと日本酒の旨みを絡める。


しかも薬味で使われるネギやわさび、香草系の薬味の香りは、そばや日本酒の持つ、


アルデヒドという木花・青りんごのような香り同調します。


だから、味だけでなく、香りでも合わせられるんですね。


ということで、


私的には、日本酒+ミネラル豊富な天然塩+香味野菜がおススメ!


香り穏やか系 純米吟醸がベスト

さらに以上の検証を踏まえて、


私なりに蕎麦と一番合う日本酒を決めてみます。


それは、「香りは控えめでハーブ系、旨みもあってバランスが良い純米吟醸」かなと。


そしてそんなお酒でぱっと思いついたのが、


【山形】有加藤 純米吟醸 中汲みです。


香りも旨みも程よく感じますが、上品な仕上がりのお酒。


CPも非常に良いのでかなりおススメですね(^^)/



以上、本日はそばと日本酒について考えてみました。


よければお試しください(^^)/


おいしい蕎麦と、日本酒で、心地よい生活を


SAKE_SHIN