魚と日本酒が合うワケ

本日は魚と日本酒の関係についてお話したいと思います。

 

「日本酒には海鮮だよねー。」

 

これは誰でも知っていることですし、日本酒を置いているお店は殆ど魚料理もありますよね。

 

確かにそうなんですが、私が飲食店で勤務していた時、

 

「でも、そもそもなんで魚と合うの?」

 

とお客様から聞かれることがあったのです。

 

当然、最初はわからないので、

 

「魚が合わなかったら日本酒の歴史がもう消えてますって!」

 

とか言ってごまかしたりしてました(笑)

 

今日は、そんな魚との相性のお話です。

 


生臭みを消す日本酒の効果

料理との相性を考える際の基準の一つに、「補完」という効果があります。

※詳しくは別ページ「日本酒と料理のおいしい組み合わせ方?」に記載。


この「補完」とは

一方の足りない部分をもう一方がうまく補うことで全体の調和が取れ、相性が良く感じることです。


魚と日本酒の相性を考えるとき、この「補完」という考え方は大きな要素の一つです。


単純にいうと「生臭みが消える」ということ。


日本酒は料理をつくる際にも良く使われるので、


この言葉は聞いたことがある人も多いはず。


そしてこれは相性という部分で言えば「補完」の関係になります。


生臭いから生魚は苦手・・・・という方も多いですが、どの食材にもメリット・デメリットはあります。


でも、日本酒と合わせることで、生魚のデメリット部分をうまく消してくれ、


結果、メリットがより一層際立つ=「おいしい」となるわけです。


なんとなく理解は出来ましたでしょうか?(^^)/


では、ここからもう一歩踏み込んでみましょう。


「生臭みが消えるのはなぜか?」です。


アルカリ性+酸性=中性

早速理科の授業みたいな感じですが、


小学生の時に習いましたよね。あれです。


魚介類の持つうま味成分のうちに、トリメチルアミンオキシドという物質があります。


これは水揚げされてから徐々に細菌の効果でトリメチルアミンという魚臭さの成分に分解されていきます。


そしてこの成分は「アルカリ性」なんですね。


逆に日本酒には「酸度」という言葉がある通り「酸性」です。


この日本酒の「酸性」に魚臭さの「アルカリ性」が合わさって「中性」になる。


これで生臭さが緩和されます。


さらには、日本酒はうま味成分のアミノ酸が豊富なので、魚の旨み(イノシン酸など)にも「同調」します。


この「同調」も別ページで説明しましたよね。


だから、日本酒と魚の関係は、


「補完」し、「同調」する関係性だということです(^^♪


相性が良くなる理由が2つも同時に入っている。

だからこの組み合わせはおいしいんですよ。





何となく、「魚と日本酒は相性がいいんです」と言っていた方々も


今回の説明でご納得頂けましたでしょうか?


誰かに説明する際は、よければこんな風に説明してみてくださいね(^^)/


ただし、あまり専門的な話になるとマニアックになって伝わらないので、


おもしろおかしく、わかりやすく、言ってくださいね(^^♪


皆様の日本酒ライフがより楽しくなりますように(^^)/